COEL工場見学
オリジナルジャガードの製作プロセスをレポート!

2021 Summer Collectionでは3種類のオリジナルジャガード生地を使用しています。
今回、群馬県桐生市にある工場にスタッフがお邪魔させていただき、貴重な製作現場を拝見させていただきました。

桐生織物は1000年以上の歴史があると言われ、街の至る所に工場や卸売所があります。

ジャガード織りの工場に潜入!

「松村織物工場」ではベテランの職人さんがお一人7台のダイレクトショッキを扱っています。ジャガード生地は最大6色の糸で織られることが多いなか、こちらの工場では8色の糸を扱うことができ、機械の不調もご自身で直されます。

使用する糸が多いほど、複雑なデザインや鮮やかな色味を表現できます。

視察に行く時間に合わせて新作のジャガードを織ってくださいました。
ジャガードは柄と柄の間を18cm間隔で繰り返し織っていくことを基本とし、1m織るのに40分かかります。

今現在後継者の方はいないそうですが、この高い技術と伝統を後世に残すためのお手伝いとして、COELでは桐生のジャガード生地を秋冬のコレクションでも使用する予定です。

織り成された生地をカットへ!

「中島加工所」はオーナーご夫婦とその息子さんご夫婦の4人で経営するカット専門の加工所です。専用の器具を使い、柄を避けながら糸が織られていない部分をカットしていきます。
単純そうに見える作業ではありますが、速さと正確さを問われ、引っかからないようにある程度の力も必要な大変な作業です。

ラメジャガードの生地は三角柄のみを残すので、実はほとんどの部分をカットしているとっても贅沢な織り方なのです…
柄が切れないように丁寧にナイフ状の器具で糸をカットしていきます。

大まかな作業が終わった後は、機械を使用し整えていきます。
一度機械に通して残った糸は、前後を逆にして再度機械に通すことで、逃した糸を処理することができます。

この工程が終わり、生地を染めたあとに縫製の工場へと届きCOELのお洋服となります。

卸売所にもお邪魔してきました!

「Tファブリック」ではジャガード専門の卸売を行っており、こちらを通して今回COELが依頼した生地を松村織物工場さんで製作していただきました。

「ジャガードガウンワンピース」に使用する染め前の生地がちょうど届いており、見ることができました!

「小林当織物」は1920年に和装から始まり約5万点のサンプルが揃った工場で、多くのブランドから絶大な信頼を得ています。当日は動いている機械を見ることができませんでしたが、30台近い織り機を所有しています。

心躍るジャガードとの夏...!

今回ジャガード生地製作の貴重な現場にお伺いし、丁寧な物づくりを間近で見ることができ、スタッフ一同感動しきりでした!

そして今回の経験でオリジナルの生地を作れるということのありがたみを感じ、お客様にとっても価値あるお洋服をお届けできると、より一層強く自信を深めることができました。

今後もCOELの洋服作りのこだわりをレポートしていきます。 各工場の皆さま、卸売所の皆さま、ご協力いただきありがとうございました!